肥満外来
肥満外来

WHO(世界保健機関)において、肥満は単なる体型の問題ではなく「慢性疾患(疾病)」であると明確に定義されています。
「食事制限が続かない」「運動しても痩せない」というのは、決して個人の意志の弱さだけが原因ではありません。食欲をコントロールするホルモンの乱れや代謝の仕組みなど、医療の力で治療すべき「体の原因」が潜んでいることが多いのです。
海外では肥満症治療薬として優れた効果と安全性が証明されている薬剤であっても、日本の公的医療保険制度においては、処方するための基準が極めて厳格に設定されています。
そのため、医学的に減量治療が必要であるにもかかわらず、保険の基準にわずかに届かないために、適切な治療を受けられずに悩んでいる方が日本にはたくさんいらっしゃいます。
そこで当院では、保険診療の枠組みにとどまらず、健康的な体重管理を強く希望される方々へ広く安全な治療を提供するため、「自費診療(自由診療)」という選択肢をご用意いたしました。
当院は安全で誠実な医療を提供することを最優先としています。初診時の診察や検査の結果、国の定める保険診療の基準(高度肥満症や、肥満に伴う健康障害・合併症がある場合など)に合致すると医師が判断した場合は、自費診療ではなく、速やかに保険診療での治療へ切り替えてご案内いたします。
まずは一度、お気軽に医師の診察をお受けください。
初診時に必ず医師による診察と血液検査を行い、お体の状態を評価します。保険適用が可能な場合は保険診療として対応し、基準外であっても安全性が確認できれば自費診療(ベーシックプラン)にてサポートいたします。
当院では、優れた減量効果が実証されている「GIP/GLP-1受容体作動薬」であるマンジャロ(国内正規品)を採用しています。
マンジャロは、日本国内においては「2型糖尿病治療薬」として承認されている医薬品です。しかし、米国など海外においては、全く同一の有効成分(チルゼパチド)が「ゼップバウンド(Zepbound)」という名称で肥満症治療薬として正式に承認されており、その高い効果と安全性が世界的に実証されています。当院では、この確かなエビデンスを元に、国内の正規卸より仕入れた安心な「マンジャロ」を自由診療(自費)にて適切に処方しております。
治療にかかる費用は、診察・検査料と薬剤費のみです。事前の説明にない追加費用は発生しません。
当院では、医師の診察のもとで安全に体重管理を希望される方を対象とした「ベーシックプラン」をご用意しております。
薬剤費とは別に、以下の診察・検査料がかかります。
| 内容 | 回数 | 金額(税込) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 初回カウンセリング+血液検査 | 初回のみ | 11,000円 | 所要30分程度。お体の安全性を確認するための検査です。 |
| 再診料 | 月1回 | 3,300円 | 体調の変化、効果や副作用の有無を確認します。 |
※薬剤費は、上記の診察料・検査料とは別途となります。
※効果や副作用の出方を確認しながら、医師の判断のもとで投与量を段階的に調整します。
| 内容 | 単価(税込) | 1か月(4本)あたり(税込) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2.5mg/週1回投与 | 5,500円/本 | 22,000円/月 | 初回導入量(まずはここから開始します) |
| 5.0mg/週1回投与 | 11,000円/本 | 44,000円/月 | 維持量(効果に応じて変更します) |
| 7.5mg/週1回投与 | 16,500円/本 | 66,000円/月 | 医師の判断で増量可能な用量です |
| 10.0mg/週1回投与 | 22,000円/本 | 88,000円/月 | 最大用量(ご希望に応じて調整します) |
1
ご予約・ご来院
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初回カウンセリング&医師の診察・血液検査(1回目)
お悩みを伺うとともに、現在の健康状態や合併症の有無を確認します。(※ここで保険診療の基準を満たしている場合は、保険診療での治療をご提案します)。問題がなければ安全性を確かめるための血液検査を実施します。
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処方開始(2回目以降・月1回)
血液検査の結果を確認し、問題がなければお薬(マンジャロ 2.5mg)の処方を開始します。スタッフが自己注射の方法(非常に細い針で痛みは僅かです)を丁寧にご指導いたします。
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定期診察と用量調整
月に1回ご来院いただき、医師がお体の状態や効果、副作用を確認しながら、最適な投与量へと段階的に調整していきます。
マンジャロの投与により、一時的に以下のような胃腸症状(消化器症状)が現れることがあります。これらは特にお薬の「開始初期」や「増量時」にみられやすく、体が薬に慣れるにつれて数日から数週間で自然に軽快することがほとんどです。
症状を軽減するため、治療開始時は最も少ない用量(2.5mg)からスタートし、段階的に用量を調整します。また、食事の際は「腹八分目を意識する」「脂っこいものを避ける」「ゆっくりよく噛んで食べる」ことで症状を和らげることができます。症状が強い場合は遠慮なく医師にご相談ください。
非常にまれですが、以下のような症状が現れた場合は直ちに投与を中止し、当院または救急医療機関を受診してください。
