在宅診療|ふじハートクリニック|富士宮市にある内科・在宅診療・リハビリ

〒418-0052 静岡県富士宮市淀平町951
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在宅診療

在宅診療|ふじハートクリニック|富士宮市にある内科・在宅診療・リハビリ

在宅診療とは

在宅診療とは

在宅診療は、お一人で通院が困難な患者さんのもとに医師が診療にうかがい、必要に応じた治療・看護・健康管理等を行うものです。当院では、「患者さんがどのような療養生活を送りたいのか」を伺い、それぞれの人生の目的に合った療養プランを提案することを大切にしています。在宅診療には、定期的な診察で計画的に持病や健康の管理を行う「在宅診療」と急な状態変化が生じた場合に臨時で訪問し診察する「往診」の2種類があります。 在宅診療では、病気の治療だけでなく、転倒や寝たきりの予防、肺炎や褥瘡(床ずれ)などの予防、栄養状態の管理など、予測されるリスクを回避し入院が必要な状態を未然に防ぐことも重要な役割となっています。

もしも急に調子が悪くなっても心配ありません。緊急時には必要に応じて臨時往診で検査・治療、入院先の手配なども行います。また、在宅診療には病気の管理以外の役割もあります。それぞれの患者さんやご家族の歴史・価値観・人生観を日々の診療で拾い上げていくことで、患者さんとご家族が少しでも幸せに暮らせるように、医療のプロの目線を通じて療養環境を整えていくことも大きな役割になります。
当院は、重症患者さんや難病の方も積極的に受け入れております。自宅療養を希望していても、他院で在宅診療での対応が難しいと言われた方でも一度当院にご相談ください。

在宅診療のメリット

ご本人のメリット

通院負担の軽減

お一人で通院受診することが困難なご高齢の方にとって、介助者の付き添いによる通院や、医療機関・調剤薬局での待ち時間が無くなるため、身体的な負担が軽減されます。

24時間365日の対応

ご自宅やご施設で安心した療養生活を送っていただくため、主治医を含めた複数の医師・看護師が24時間・365日対応いたします。容態が急変し、入院が必要と医師が判断した場合、連携病院を紹介しますので、ご安心ください(以前、受療したことがあるなど、特定の病院をご希望される場合にも対応いたします)。

在宅入院

お一人で通院が困難になった高齢者にとって病院での入院治療は心身共に大きな負担です。仮に入院しても、体力や年齢から多くの方が身体に負担のかかる治療や手術が受けられません。また、入院中に体力の低下・認知症の進行・精神的混乱(せん妄)が起こり、元の生活に戻れないといったことも高齢者ではよくあります。当院では、経験豊富な医療チームが患者さんのご自宅に毎日治療に伺うことで、入院治療と同等の治療(手術を除く)を受けられます。これを「在宅入院」と呼びます。当院では、「具合が悪くなっても生活を犠牲にせずに住み慣れた環境で安心して治療する」という新しい治療選択を提供しています。

介護施設・ご家族の方のメリット

通院介助負担の軽減

介護施設におかれましては通院介助の人手が不要となるため、その分、介護スタッフさんの時間が確保でき、他のサービスの向上にも繋がります。また、ご自宅で介護されているご家族におかれましては、平日の日中に通院介助のために時間をとられることがなくなります。

医療のワンストップサービス

療養生活では、「病気」と「生活」の維持が重要です。当院の医療チームと地域連携室が中心となって、患者さんの療養に関係する看護・介護職と連携することで、患者さんの「病気」と「生活」の両方をチーム一丸となって支えていきます。療養における悩みは人それぞれ多岐に渡ります。療養における心配事はなんでも気軽にご相談ください。

介護との連携

介護施設入所中の方の場合は、介護施設のスタッフさんとひとつのチームとなって、患者さんを支援していきます。病気に悩む利用者さんを施設スタッフさんが安心して介護できるように支援することも当院の役割と考えています。ご要望に応じて介護に対するアドバイスや勉強会などを実施いたしますのでお気軽にご相談ください。

在宅医療の対象となる方

  • 認知症が進行し外出が困難な方
  • 退院後にも医療的なケアが必要とされる方
  • 重度の難病で、ご自宅での治療を希望される方
  • 病気や障害により定期的な医療(処置・治療)が必要で、通院が困難な方
  • がんなどの終末期で、ご自宅で緩和医療を希望される方
  • 最晩年をご自宅で過ごされたい方

在宅診療で行う処置・治療

  • 検査(血液 尿 細菌など)
  • 投薬
  • 薬の処方箋発行
  • 点滴注射
  • 中心静脈管理
  • 在宅酸素療法
  • 人工呼吸器管理
  • 胃ろう管理
  • カテーテル管理
  • 褥瘡(床ずれ)管理
  • 緩和医療
  • 終末期医療 など

診療の流れ

1

ご相談

担当のケアマネジャー、受療中の病院の医療相談室、地域包括支援センター、地域医療連携室を通じてお問い合わせください。直接、当院にお問合せいただくことも可能です。

2

情報提供

ケアマネジャー・訪問看護師から患者さんの詳しい情報をうかがいます。外来通院中の方は主治医から『診療情報提供書』をお受け取りください。

3

初回面談

  • 入院中の方
    病院では『退院前カンファレンス』が行われます。そこで患者さん・ご家族から在宅療養へのご要望についてうかがいます。必要に応じてケアマネジャー・訪問看護ステーション・訪問ヘルパー・訪問調剤薬局・在宅医療機器・介護福祉用具の手配を行います。その際、当院のご契約内容についてご説明します。
  • 在宅療養中の方
    当院スタッフがご自宅へうかがい入院中の方と同様の内容をご案内します。

4

在宅診療開始

当院との契約締結後、患者さん一人ひとりに合わせて『在宅診療計画書』を作成いたします。計画書のスケジュールで、ご自宅もしくは介護施設を訪問し診療を行います。基本的に月2回の定期訪問ですが、その他、必要に応じて往診いたします。

医療福祉関係者の方へ

  • 夜間・緊急時も医師が迅速に対応いたします。
  • 居宅、施設を問わず様々なかたちの在宅診療に対応しております。かかりつけ医のいない方や長い間病院を受診していないという方も対応可能です。
  • 皆さん方と密接に連携し地域包括ケアシステムの構築に尽力いたします。どうぞお気軽にご連絡ください。
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